MAX 7 オーディオ処理基礎2
今一度、MIDIノートナンバーを整理する。 MIDIノートナンバーは、MIDIコントローラーの鍵盤左端から順に0〜127の数値を割り当てたもので、これによって音高、すなわち音程・ピッチを表すものである。 例えば、中央のドは60、ラは69等となる。1オクターブで12音ずつ構成...
MAX 7 オーディオ処理基礎1
scopeオブジェクトを用いて、波形を視覚的に表示させるパッチを作る。 cycleオブジェクト(sin波)から直で接続する場合と、ボリューム処理後を表示させる。 phasorオブジェクトは、ノコギリ波を出力するオシレーターオブジェクトである。scope表示で分かる通り、ノコ...
MAX 7 MIDI基礎6
ノートメッセージを分析して、数値を報告するオブジェクトとしてboraxオブジェクトがある。 boraxオブジェクトは9このアウトレットをもち、それぞれからノートオンごとのカウントであるボイス番号や、ノートナンバー、ベロシティ、前のノートオンからの経過時間であるデルタタイムな...
MAX 7 MIDI基礎5
ノートメッセージにおいて、ノートオンが送信された後に必ずノートオフが送信されなければ、"音の鳴りっぱなし"という現象が発生する。実際にMIDIを扱うプログラムを進めていると、ノートオンに対応すべき適切なノートオフが送信されないケースもある。...
MAX 7 MIDI基礎4
bendin/outオブジェクトは、発音中の音の高さ(ピッチ)を連続的に変化させる目的で使用されるものである。 次のパッチでは、bendinオブジェクトによってピッチベンドメッセージを受信し、また、dialオブジェクトをドラッグしてメッセージを送信することが出来る。尚、ピッ...
MAX 7 MIDI基礎3
ksliderオブジェクトは、鍵盤のアイコンをもつユーザインターフェースオブジェクトで、数値を受け取り、鍵盤の位置で表示する他、クリックで鍵盤上を弾くことも出来る。また、インスペクターでオクターブ数やmono/polyの設定等が行える。...
MAX 7 MIDI基礎2
P393〜 MIDIシーケンスデータをファイルとして保存する場合、先に上げたいくつかのシーケンスソフトでは、それぞれ独自のフォーマットをもっており、互いに互換性が少ない。MIDIでは、このファイル保存フォーマットに共通の取り決めがあり、これに従って保存されたファイルをスタン...
MAX 7 MIDI基礎1
P386〜 MIDIメッセージは、1バイト(=8bit)のデータの並びであり、1〜 16のMIDIチャンネル区別をもっている「チャンネルメッセージ」とMIDIシステム全体に共有される「システムメッセージ」に大別される。 チャンネルメッセージにはMIDIコントローラーを演奏し...