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MAX 7 MIDI基礎3

ksliderオブジェクトは、鍵盤のアイコンをもつユーザインターフェースオブジェクトで、数値を受け取り、鍵盤の位置で表示する他、クリックで鍵盤上を弾くことも出来る。また、インスペクターでオクターブ数やmono/polyの設定等が行える。

noteinオブジェクトは、ノートメッセージ(ノートオンオフのみ)を受け取り、それをノートナンバー、ベロシティ、チャンネルという3つの要素に分けてパッチ内に取り込んでいる。MIDIコントローラーの鍵盤から指を離したとき(すなわちノートオフ受信時)、ベロシティが0になっていることが分かる。

ちなみに、MIDIコントローラーによっては、本来のMIDIメッセージとしてノートオフベロシティを固定値64で送信するものや、鍵盤を話す速度に応じて可変値で送信するものがあるが、noteinオブジェクトはノートオフベロシティをすべてベロシティ=0で表現する。

noteoutオブジェクトは、ノートナンバー/ベロシティ/チャンネルという3つのパラメーターを与えることでノートメッセージを送信する。ここでもノートオンとノートオフの違いはベロシティが0以外か0かによる。