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MAX 7 line~オブジェクトと音設定2

番外編〜その2〜

以前投稿したline~オブジェクトについて、現在進んでいるオーディオ処理項目匂いて改めて重要な点に気付いたのでメモしておく。

内容は、line~オブジェクトによるクリップノイズの回避についてである。

下のようなmtof(MIDI to Frequensy)プログラムを作成し、functionオブジェクトによって音のエンベロープ

設定を行う。

さて、ここでは、エンベロープで書かれた信号をline~オブジェクトに送るわけである。エンベロープオブジェクトについては改めてこの先記事を作っていくが、描かれたエンベロープ情報は第2アウトレットからリスト表示と鳴って出力される。

しかしそのままだと、右図のように、最初のポイントのrange(y座標)とその次のリストが同時に出力されるため、急なボリューム変化によって波形の不連続が生じ、結果よしてクリックノイズが発生してしまう。

どういうことかというと、すなわちその下に表すように、出発点をゼロに設定していたとして、0とその次の数値がほぼ同時に入力されるため、本来のlineオブジェクトの現地点から〇〇msかけてAへ到達すると

いうミッションが完遂できないのである。

よって、行うべきはrouteオブジェクトを用いてリストのみを摘出することである。

これをしておけば、最初の値が入力されず、現地点から〇〇msかけて(すなわち今回のパターンであれば、1462.765..msかけて)Aへ(0.76)へ到達することがクリップノイズなしで可能となるのである。

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