MAX 7 lcdとピクセルドットの作成2
p.247〜261
次に、連続して一定の速度でドットを生成し続けるプログラムを考える。
ここでは、randomオブジェクトを使用する。
randomオブジェクトは、名前の通りランダムにアーギュメントに指定された数値以内の数をbang入力とともに出力するオブジェクトである。
右の図では、bangからそれぞれleft、topの座標を指定する数値がランダムに出力され、それぞれに等しい値(右上のナンバーボックス内数値)が足されることで、ドットの直径を指定することが出来るプログラミングとなっている。
また、頭のbangにmetoオブジェクトを繋げることで、手動でbangをうたなくとも、一定のリズムで、ドットを自動生成すること画で来る。
・サブ・パッチ
このように、パッチがやや複雑になると、混乱する可能性も出てくるため、サブ・パッチを使用して、全体をすっきりさせるのが良い。
方法は、簡潔にしたいパッチとオブジェクトを選択し、EditメニューのEncapsulateをクリックする。
また、サブパッチの内容を改めて開きたい場合には、ロック後にダブルクリックするか、オブジェクトの左に現れる黄色い再生ボタンから'open'を開けば見ることが可能である。
そして、サブパッチが面を開いた状態でFile→Save as..で保存し、新しいオブジェクトボックスにそのファイル名を入れると、同じ内容のサブパッチを呼び出し複製することが出来る。
・frameovalメッセージ
paintovalメッセージの他に、縁のみの円を作成するメッセージである。
これをさらに繋げて、ドットと一緒に生成してみる。