MAX 7 サウンドプログラミング基礎8
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p.292〜295
前回投稿したgateやswitchオブジェクトは、toggleオブジェクト等によって動作を設定していたが、それはエアコンのスイッチを手動で入れたり、切ったりすることに例えられる。
一方、温度計によってエアコンを制御すれば、自動的に適切な温度に室温を保つことが出来る。
このような一定条件に基づく判断を条件判断と呼び、それによって何らかの動作を行うことを条件処理と呼ぶ。
条件処理を行うためには、次のような条件演出オブジェクトが利用できる。
== 等しい
!= 等しくない
< より小さい
<= 等しいか小さい
> より大きい
>= 等しいか大きい
==オブジェクトの場合は、アーギュメントで指定した数値または、第2インレットに入力された数値と、第1インレットに入力された数値を比較して、等しければ1を、そうでなければ0を出力する。理論用語に置き換えると、1は”真”を、0は”偽”を表す。
また、二つの条件演算の結果を総合的に判断することがある。MAXで論理演算を行うためのオブジェクトは以下の通りである。
&& かつ(論理積・論理AND演算)